アトピー性皮膚炎についての誤解!

お肌って何してるの?アトピーと化粧品

元々皮膚には、バリアがあるというお話を聞いたことありますか?

私たちの皮膚の大きな役割の一つに
「外部からの影響から私たちを守る」
という事があります。

外敵(微生物)
紫外線
気温変化

などなど・・・

私たちのカラダに
何か危険なものが入ってこないよう
まさに最前線で防衛線をはっています。

そのバリアがあるので

私たちは、
お風呂に入っても
体の中にどんどん水が入ってきて
膨れてしまう事もありませんし、

乾燥したサウナに入っても
干からびて枯れてしまう事もありません

手にお醤油がついてしまっても
しみこんで取れなくなることもありません

このように、
私たちと「外界」を隔てているもの
でもあります。

だから、
簡単になんでも入ってこれないように!

基本的に
「皮膚」というのは、
外からは入ってこないように
STOP!を書けるような仕組みになっているのです。

ケガなどしたら、皮膚が破れ、
そのバリアが壊れてしまうので
一生懸命体はそこを塞ごうとします。

それくらい、
隙間があく、穴が開くという事に
体は危機感を持つほど。

皮膚の役割が
外から入れないガードの役割が
あるとするなら、

実は
「化粧品」が皮膚の奥まで浸透♪とか
有効成分を奥まで届ける!
お肌の栄養分に○○成分を!
なんてことは
健康な皮膚なら、「ない」・・・んですよね。

ここは
ちょっと覚えておいていただけると
いいかもしれません。

※化粧水や保湿剤(油分)の目的は別のところにあります。

アトピーボイスでは、肌の作りや働きを保つ方法、また効果的な保湿法もお伝えしています。肌の働きを邪魔しない、適切な方法を取っていきましょう!