アトピー性皮膚炎についての誤解!

アトピーは治らない?

アトピーに限らず治らない病はありません。

アトピー性皮膚炎は治らないと、よく思われています。
でも、そもそも一番最初に皮膚に湿疹がひどく出たとき、それは本当にアトピー性皮膚炎だったのかな? 生まれてからこれまでに悩んできた皮膚のトラブルを皆さんはどうやって解消してきたのでしょう? カラダが健康でいるためにするカラダの仕事には決まっていることがあります。

もし、皮膚のかゆみや炎症に苦しんで、自分の肌の仕事ぶりにがっかりして、何か治療をすれば、その治療が長引けば長引くほど、実は自分の免疫のメカニズムに影響を与えることになるのです。どういうことかっていうと、治りにくくなってしまうのです。本来、カラダのメカニズムはとってもシンプル。なにか、苦しい症状があっても、それは必ず治るようになっているのですよ。

それが、私たち『ヒト』のカラダであり、動物のカラダなのです。例外はありません。生きているかぎり、出来るだけ健康にいのちを続けられるようにカラダは私たちを生かし続けるのです。そのために、自分が持っている力(エネルギー)でなんとかしようとするのです。

そのための免疫であり、そのための自然治癒力です。アトピー性皮膚炎の原因は、いろいろな要素(食べ物、環境、遺伝、アレルギーなどなど)だと考えられていますが、それらは副次的な原因にすぎません。

からだの中で本当には何が起こっているのかを知らなくては、カラダの治るための働きをサポートすることはできません。治らない治療を続けるのではなく、治るための治療やそのサポートしての選択をできるように、本当に基礎的なことを知っておきましょう。

まずは、なにが治るための治療で、何が治らなくなってしまう治療なのかを知らないとね。