アトピー性皮膚炎と遺伝!

母親がアトピーなら子供もアトピーになる?

アトピー性皮膚炎になりやすいかどうかは、遺伝的要因であるという説もあります。私はそれが必ずしも正しいとは思ってい ません。遺伝の要素はいまも昔も変わっていないはずです。つまり、昔アトピー性皮膚炎にならなかった祖父や祖母からどうやってアトピーを引き継いだというのでしょうか?

1955年頃には皆無だったアトピー性皮膚炎や花粉症などが、今、これほど蔓延している現状は、親から子への遺伝が原因だとはとても考えられません。この数十年で変わったことといえば、生活環境におけるさまざまな毒や化学物質と食事なのではないかな。この変化によって、アレルギー体質が生まれやすくなっていることは、間違いありません。母親がアレルギーであるならば、さらにアレルギーを持ちやすい子供になります。その詳しい理由は、音声でわかりやすくお伝えしていきます。

しかし、アトピーとアレルギーは必ずしも必須条件ではありません。つまり、アレルギー体質であれば、必ずアトピーになるわけではないし、アレルギーなんて持っていなかったのにアトピーになった、という人もいるのです。これはなぜしょう?

先天的にアトピーになりやすい人、後天的にアトピーになった人、こどものアトピーと大人のアトピーでは、治療のアプローチは違いますし、治り方も違います。それに、アトピーには発症から治るまでにステージがあるのです。ステージが変わったら治療も変えたほうがいい。自分の状態にあったアプローチの仕方を知って、じっくりと皮膚と向き合えるようにまいりましょう。