アトピー性皮膚炎と季節や時期による悪化!

妊娠したら湿疹が出てきた!アトピー再発?!

・妊娠したら、それまでおさまっていた湿疹がぶり返した
・ちっちゃい頃にアトピーだったけど大人にないなってからは大丈夫だったのに、、、
・1つの傷口から、なかなか収まらずに浸出液がジクジクと出てきて広がってきた
・妊娠したら湿疹だけではなく咳が止まらない、、、

などと悩む方も多くいらっしゃいます。
実は、これ自体は体のメカニズムからするとごくごく「当然」のことであったりします。

妊娠すると、赤ちゃんに血液を通して栄養も酸素も届けなくてはなりません。
ママの体は体温が上がり、循環もあがります。
体温が上がって体があったかくなってくるとどういうことが起こるでしょうか?

体温が上がると、様々な分泌物も増え、体のお掃除がスタートします。
妊娠してから、汗や唾液やおりものや体臭、目やになどが気になるということもあるかもしれません。
これは、体内で不要なものの排出が進んでいるということ。
それに加えて、妊娠したらお薬など普段とっているものを控えようとする妊婦さんも多いのではないでしょうか?

そうすると体を抑圧するものが少ないため、
体はチャンス!とばかりにこの機会を使って体内のお掃除を進めようとします。
(とは言え、最近は病院でも妊婦さんに使える薬と言うことで、
処方されることも多くあるようですが…
でもこれは長くなりますのでボイス本編で)

こうして大掃除モードに入った体は、
通常の手段出せない分は皮膚や呼吸器を通してせっせといらないものを外に出そうとします。

また、この傾向は覚えておいていただきたいのですが、
1人目よりも2人目、2人目よりも3人めの方が強くなる法則があります。

もちろん、体の中がすっきりクリアになってしまえばおさまってくるのですが、
まだまだ出すものがあれば妊娠したと体がわかったときに、過去のことを記憶しているのです。

あ!この状態(妊娠している)になれば、体温は上がってお掃除も進みやすいし、
抑圧するものも入ってこないんだ!と体が学習しているのです。

なので、正直この状態の妊婦さんの皮膚症状や咳はある意味極々自然な事でもあります

妊娠してから症状が出てきた!という時は
このことを覚えておいて
ある程度どん!と構えておくことも大切です。

そうはいっても、
この状態はつらすぎるという時もありますよね。
もっとメカニズムを知りたい、 ステロイドを使ったら赤ちゃんへの影響は?

という場合は、さらに詳しくボイス本編でお話ししています。

できることを一緒に学んで実践して行きましょう!