アトピー性皮膚炎の生活改善!

オーガニックコットンでも○○で洗っていませんか??

前回の肌に疾患を持っている方は特に、肌に触れる生地の素材に気をつけて!という記事の続きとなります。
ご覧になっていない方は、ぜひそちらからお読みください。

生地を選んだ後に知っておいていただきたいのは、一度合成洗剤で洗ってしまうと、その成分を完全に洗い流すことがとても難しいこと。繊維の中に残留した成分があるままだと、汗と肌と服の摩擦で私たちの肌には、その成分が着るたびに付着していくことになります。

また、肌のバリアを壊す成分が含まれていることが多いので、洗濯に合成界面活性剤が使われていると、肌のお悩みがある方は、天然素材で、オーガニック、肌にやさしいものを使っているつもりで毎日の積み重ねでバリアが壊れてしまうという結果になりかねません・・・・

また、傷がある、炎症がある、バリアが壊れているお肌(トラブルがあるお肌)には、吸収率が高くなってしまうため、さらに注意が必要です。

せっかくのオーガニックコットンも、合成洗剤で一度洗ってしまうと、その良さを受け取れなくなってしまうのです。残念なことに。

また、赤ちゃんのほっぺたなどの湿疹が、お母さんの服を洗濯する洗剤と服の素材を変えたことで軽減したという例がありました。これはたぶん、無意識にこすれたりすりすりしたりすることで、肌への影響があったことも考えられます。

今回のコラムでは、天然素材を界面活性剤入りの洗剤で洗った場合のことをかきましたが、合成繊維の場合、天然繊維よりもさらに洗剤のすすぎ残しが増えるといわれています。やはり、その観点から見ても、素材にも気をつけたいですね!